動機
bash等の他のシェルでは, historyコマンドの出力に日付や時間を追加することができる. これをfishで行おうとしたときに, 調べるのに少し時間がかかったので手順を残す.
前提
fish 2.4からhistoryコマンドに実装されたオプションを使う方法のため, fish 2.4以降のバージョンを使うこと.
手順
historyコマンドの–show-timeオプションを使用する.
なお, フォーマットを指定しないとコマンドを実行した日付・時刻とコマンドが2行で表示される.
日付・時刻とコマンドを一行で表示にするには下記のようにfunctionを定義する. デフォルトでは新しいものから順に表示されるため, sortコマンドで日付で昇順になるように並び替える.
# ~/.config/fish/functions/history.fish function history builtin history --show-time='%Y/%m/%d %H:%M:%S ' | sort end