magのOSS備忘録

使ったOSSソフトウェアについて書いていきます。

Proxy内でCargoを使ったツールインストール時のエラー対策(Windows環境)

Cargoを使ってツール(rustfmt, racer)をインストールしようとしたときのメモ。 ユーザ認証が必要なProxy環境でCargoを利用したときに設定した内容を残す。

環境

cargo install racerなどがエラーになる

Proxyを通過出来るように設定してインストールを行おうとしたときに、下記のようなエラーメッセージが表示される。

SSL connect error (schannel: next InitializeSecurityContext failed: Unknown error(0x80092013) - 省略)」

SSL接続時に証明書の失効サーバーへアクセスできないようなので、SSL証明書の失効を確認しないようにする。

設定内容

Cargoをインストールすると%USERPROFILE%(例:c:\Users\user)配下に.cargoフォルダが作成されるので、ここにconfigというファイルを作る。そして以下のように設定を行う。

[http]
    proxy = "http://ユーザ名:パスワード@ホスト名:ポート番号"
    check-revoke = false # SSL証明書の失効を確認しない

Rust自体インストール(Cargo含む)時のProxy設定

Rustの開発環境のインストールはrustupを使って行うが、こちらは環境変数http_proxy、https_proxyを参照するため、予め設定しておく必要がある。下記のページに従ってsetコマンド等で設定するか、環境変数に登録しておく。

rustup.rs/README.md at master · rust-lang-nursery/rustup.rs · GitHub

参考